自然派住宅

プラズマクラスターイオンについて

設計コラム

2021.03.13

プラズマクラスターイオンについて

こんにちは! 設計の小川です。


今回は、プラズマクラスターイオンのご紹介をします。

これは、シャープさんの技術で、2000年10月に発売して、誕生から20年の節目を迎えたそうです。

 

 当社のモデルハウスにも、玄関入って直ぐの風除室に【プラズマクラスターイオン発生機】を取付しました。本来なら、玄関先にも設置したかったのですが、現在では、トイレ用のタイプしか販売していないそうで、明るさも40ワットのみになり、もっと明るいのが欲しかったので、断念しました。それにしても、私はこの風除室が大好きです。ここで、一旦外気を遮断してから、玄関内へ入る事で、直接外気からの流入を抑えてくれます。これは、うまく表現出来ませんが、玄関ホールを扉で仕切らないお家は、この一部屋があるだけで大変効果が出ます。プランにもよりますが、玄関ホールをこじんまりとしないで、仕切らずに広く見せたい方は、風除室を検討してみて下さい。

 

 

 これは、私が取付しました。我ながら凄いなーと思いましたが、何と元々あった照明を外して、口金に差し込むだけで直ぐ終わってしまいました。取付した後で、始める前に写真を撮らなかった、、、と後の祭りでした。(小川君、気遣いが足りませんね、、、すいません。)

 

 

 スイッチの写真を載せたのは、人感センサー付なのでスイッチを触る事が無いので、付属のシールを貼ってあります。この、人感センサーですが、慣れると大変便利ですよ。日常のクセで押してしまうのが悲しいですね。普段慣れていると毎回スイッチを押して苦にならないと思いますが、使ってみて下さい。えっ、て感じ位に変化を起こします。一日数回ですが、一年間~住んでいる期間を考えたら、もの凄い回数で押している事になります。一日1回としても35年間にすると、12775回になり、多い所はその何倍にもなります。そんなに押してたらスイッチは壊れますよね。

 普段は、考える事はありませんが、こうしてブログで感じてみると、家はありがたいなと思います。メーカーさんも試行錯誤して、どんどん進化をしているので、時代に移り変わりなのでしょうか。

 

 と、脱線してしまいましたが、話に戻ります。

そもそも、イオンは自然界にあるもので、水素のプラスイオンと酸素のマイナスイオンから構成されています。イオンを発生するには、大気中にある、水や酸素にプラズマ放電する仕組みをシャープさんが電極に電圧をかけてプラズマ放電する仕組みを開発しました。

自然界には水素のプラスイオンと酸素のマイナスイオンが存在しますが、プラズマクラスター技術が
生み出すイオンも自然界にあるのと同じ水素のプラスイオン(H+)と酸素のマイナスイオン(O₂−)と同じ原理なのです。

では、どんな効果があるのでしょうか?

 

【空気の浄化(浮遊)】

浮遊カビ菌の除菌・浮遊ウイルスの作用を抑える・浮遊菌の作用を抑える・ダニやフン、死骸の作用を抑える・アレル物質(花粉)の作用を抑える

【空気の浄化(付着)】

浮遊カビ菌の増殖を抑える・浮遊ウイルスの作用を抑える・ニオイの元となるニオイ原因菌を除菌・付着花粉アレル物質の作用を抑える・付着したペットの皮膚特有の菌の作用を抑える

【消臭】

タバコの付着臭を分解、除去・衣類に付着した汗臭をスポット消臭・部屋干し衣類の生乾き臭をスポット消臭・付着した排せつ物臭を消臭・

【除電】

静電気を抑える・フェイスケア・お肌にツヤを与える

【環境】

ストレスがたまりにくい環境をつくる・集中を維持しやすい環境をつくる

 ※それぞれには、試験結果による効果時間がありますので、シャープHPにて確認下さい

 

こんなに効果があるのか!!と思いますが、実際には、環境や条件がありますので、ご注意ください。

それにしても、プラズマクラスターイオンは知っていたつもりでしたが、こんなに効果がたくさんあるのかーと、私自身が驚きでした。

 

これは、そのSHARPさんの動画です。

https://www.youtube.com/embed/7Yf8Owdy654">http://

プラズマクラスターの作用制御メカニズム

 

これは、SHARPさんのHPより抜粋したリンク先です

世界初※1、プラズマクラスターイオン(R) ※2技術が浮遊『コロナウイルス』を不活化

https://jp.sharp/plasmacluster-tech/release/04072701.html

 

 

 

 

ウイルスの時代だから【抗ウイルス仕様】のご提案

設計コラム

2021.02.17

ウイルスの時代だから【抗ウイルス仕様】のご提案


こんにちは! 設計の小川です。


今回は、抗ウイルスについてお話します。

コロナ禍に伴い、各社【抗ウイルス住宅】の商品を出されています。当社では、自然素材をテーマとしているので難しいと思っていましたが、ご提案可能となりましたので、ご紹介致します。

コロナ禍から、2021年になり、ワクチン接種も始まりした。今更、、、と思われるかもしれませんが、少しでも御客様ご家族のご安心に繋がると信じて、ご提案させて頂きます。

 

 

 私自身、正直なお話をさせて頂くと、抗菌・除菌を徹底すると、人間の耐性が弱まってしまい、ちょっとした病原菌でも、発症したり重い症状になってしまう。そんな、話を聞いたことがあります。コロナ禍になるまでは、私もそう信じてきました。しかしながら、現在の世の中では、異常な事態に陥ってしまい、コロナウイルスは歴史年表に残る感染症になる程の猛威を振るっています。日本でも、やっとワクチン接種が始まりましたが、未知のウイルスという事もあり、対応できる病院や頻度、費用面や副作用と、まだまだ課題は多く残されている様です。そうなると、医療を守る意味でも、コロナにならない事は皆様承知の事。少しでも早く、効果的な薬が出来ると良いのですが、何年か先とも言われているのも聞くと、自分自身で守らないといけないと思います。手洗いうがいに始まり、マスク着用や飛沫の伴う食事を避ける事をしても、自身は大丈夫でもウイルスを持ち込んでしまう可能性は大いにありますよね。私の子供の長男は電車通学をしていて、昨年はとても心配でした。幸いに今でも家族に健康の変化はありません。でも、風邪さえならないのは、マスクや手洗いのおかげなのでしょうか?次男がもうじき高校受験なので、試験までは乗り切れると一安心できます。受験生が体調崩さない様、あと少し頑張れ!と、願っています。

 また脱線してしまいましたが、自然素材をテーマにした内装材の選定には、時間を要してしまいました。そこに、設備においてはそれ程大掛かりな仕様変更はしていませんが、プラズマクラスターイオンを選んでおります。実証実験でコロナウイルスに対する効果がある事が立証された事が決めてです。

 間取りについては、変化を持たせる事で、万が一の事態に対応できるプランになっています。モデルハウスのプランは、パッシブ設計にも繋がる要素を持っていますので、後程、紹介したいと思います。

 

☟こちらは、内装における抗ウイルス仕様です

 

 

☟こちらは、設備における抗ウイルス仕様です

 

 

 

 

 それぞれの紹介は、又の機会にご紹介していきます。見て頂いた方は、【おい!壁紙が入っていて、自然じゃないぞ!】と、思われたと思います。ご指摘のとおりでございます。

 この商材については、賛否両論ありまして、再検討したのですが採用とさせて頂きました。これは、下地のハイクリンボードがあるからこそ、選定できた理由でもあります。とにかく、内装材に関しては、新商品をラインナップしております。白洲漆喰に関しては、何年も前に発売した商材となっていますが、中に含まれるシラスがコロナウイルスに対する不活化研究を行っている点を評価し採用させて頂きました。少し長くなってしまい巻いたので、徐々に紹介していきます。次回をお楽しみにしてください。