自然派住宅

設計コラム
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設計コラム

2021.03.20

今回は、導入するかもしれないお話です。


それは、【住宅設備の延長保証】です!!

 

 

 この時期で、お得に御客様にお家を建てて頂きたい!!と思うのですが、なかなか、画期的なご提案が出来ていません。これまでは、リクシルさんの【建て得】、長州産業さんの【ソラトモ】で太陽光が¥0で屋根に載せられるPPAと呼ばれる事業。(これには、条件がありますので、営業にお問い合わせ下さい) グリーン住宅ポイントで40万ポイント(条件のハードルが高いですが該当すれば100万ポイント)が貰える国の制度。 当社では、外壁にパワーボードを採用しているので、火災保険のトライアングルAという割引制度が利用出来るのですが、保険会社や補償内容、金額により、これがいいです!と、言い切れなく、ご提案まで至りません。

 

 

 その中で、昨日お打ち合わせした、日本リビング保証株式会社様では、とても魅力あふれる内容でした。このお話は、2年前にも打合せした経緯があるのですが、その時も、内容は良かったのですが、事例や申請の大変さや管理を考えると、採用までには至りませんでした。 でも、実際に、新築住宅を建てて住み始めてから、設備機器の故障問題は実際にあるのが現実です。どのお家でも必ず壊れる事ではありませんが、家電と同じで当たり外れ的な所がありまして、エコキュートのエラーが出て、お湯の沸き上げができず、15万の修理費用。トイレのシャワー機能が壊れて、2万の修理費用。IHの操作が出来なくて、3万円の修理費用etc、、、。せっかく、新築で建てて、10年もしないで故障すると、気分は悪いですよね。というか、高額な修理になってくると、保証は無いのか!と建築会社に言いたくなりますよね。

 中には、これはホントに運が悪いというか、間が差した事例ですが、故障して忙しかったので、少しの間忘れていたら、保証期間が過ぎていて、有償修理になってしまった、、。少しの期間の誤差は大概のメーカーさんでは、内容にもよるそうですが対応してくれるそうですよ。私自身、保証書にお買い上げ日と、ありますが、どの日の事を言っているのかグレーゾーンな気がします。


 一般的には、メーカー保証は、大体1・2年位です。早い部位では半年もあります。中には5年と言う部位もあります。壊れそうな部位は保証が短く、なかなか壊れない部位は保証が長いという事です。各メーカーさんも、大体保証内容は似ていますので、経過と実績のデータを膨大に持っている所から、検証に基づく保証期間なのでしょう。現代の設備機器は、進化を遂げていますが、その分精密になっているので、壊れやすくなっていて、修理費用も上がっている様に感じます。
 

 身近な事例ですと、私の自宅では、1階のトイレが、3年目でシャワー機能部が故障。2階のトイレが、9年目でシャワー機能部が故障。7年目で換気乾燥暖房機の暖房が故障。ブロー換気が出来るのでそのまま使用していますが、、。個人的な意見ですが、正直、暖房機能は、床暖房の家では要らない気がします。トイレも修理しないで、次は新しいトイレに交換と考えていますが、ただ単に、トイレの水を流すだけでは、それ以上になかなか壊れません。昨年は、水を流すレバーの調子が悪く、外してみた所、中で割れていました。リクシルパーツショップでWEBから購入して交換しました。他にも、ガス調理機器の魚焼きグリレがガスの目詰まり?なのか、火力が上がらず使わなくなりました。そろそろ、交換しないといけませんね。この時期で、出費は避けたいのですが、突然一切使えなくなる前には、交換したいと思っています。それにしても、魚焼きグリルは、網のせいか?脂?なのか掃除が大変ですよね。私は、両面を焼きたい派です。

 

 と、脱線してしまいましたが、私のお家の場合ですが、思い出してみると、10年以内に以外と故障していました。生活には大きく困らない事なので、そのままにしていますが、無償修理なら直しています。同じ様に感じる方は、殆どの方だと思います。リクシルさんや、各メーカーでは、登録やお金を払うと5年や10年保証をする制度があります。これは、同じメーカー一択なら良いと思いますが、キッチンやUBはA社、洗面台はB社、トイレはC社、給湯器はD社、床暖房器はE社、、、と多くなると大変面倒ですよね。 実際に、それぞれ延長保証をされている方は、かなり少ないではないでしょうか?家電量販店でも延長保証をしている事を、ご存知でも、お金は掛かるし登録が面倒だから、入らない方もいると思います。


 これを一手に保証してしまう制度があります。担当者に聞いた所、現在では全国に60社位いるのではないか?という事です。その中でも、先日打合せした日本リビング保証株式会社様は、先駆者で唯一の上場会社です。これを、当社で導入する事になったら、御客様にとってはお得でしかありません。(保証には免責事項があります)次回には、もう一つの保証制度の件もありますので、紹介していきます。

 

 

 設備保証はこんな感じになります。どの設備を入れるか、エアコンを含むかどうかは、十分に検討したうえで、これからの打合せ次第にもなります。

 しつこいようですが、導入するかもしれません。と言う話ですので、社内会議の場で却下される可能性も否定できません。私としては、御客様からのアフター修理で、10年以内でも修理費用が数万円掛かりますがどうしましょうか?と、お話する時がとても心苦しいです。保証期間ではないのか?と言われても、設備機器はメーカー保証期間になりますと伝えるしかなく、その時はがっかりされます。当然ながら3・4年の故障は、不満に思われても仕方がありません。10年以内でも、修理金額が数十万になると、不満ですよね。そういった生活を脅かす修理を、カバーできる制度を導入できるように努力します。

 申請が通った時は、HPのトップにご案内を出しますので、何も変化が無い時は、あー小川君の説明不足かー。と、罵ってください。