自然派住宅

設計コラム
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2021.04.14

【住宅設備の延長保証】採用になりました!!

 

こんにちは!設計の小川です。

前回、前々回とたらればのお話をしていましたが、昨日の社内会議にて採用になりました!!!

 

 

 ブログが嘘にならなくて良かったー(≧▽≦)、、、自分の事はいいんですが、これから当社で建築する御客様に、更にもう一つ安心をご提供できる事になった事が、とにかく嬉しい限りです(^^♪ 適用される開始時期がありますので、ご契約時に確認して下さい。

 会議の場で、代表にご承認頂き、従業員からもご賛同して頂き、ありがとうございました。そして、このご提案を頂いた、山下様にも感謝です。しかしながら、力及ばずで、【建物の延長保証】については、吟味が必要という事で保留になってしまいました。

 

 私としては、住宅ローンが35年もあるのに、お家の雨漏りや構造の保証が基本10年という事に、未だに疑問が残っています。他社では、10年毎にメンテナンスの実施で、更に10年再延長保証可能とあります。が、それにはどれ位のお金が必要になるのでしょうか?5万円て事はありませんよね、数十万円は必要になると思います。建物に足場を架けて、外壁目地のシーリングを打ち直して、ついでだからここも修理しよう、、、予算は増えていくばかりです。もう10年保証するのですから、建築会社側からすると、リスクを避ける為には正直仕方が無い事であります。

 それにしても、引渡しから10年目という時期は、早いです。ご年齢で考えたら、現在55歳で「あー、後10年も働かないといけないのかー」とは違います。近い将来、定年が70歳になる話もありましたが、既に令和三年4月から施工されていたんです。( ゚Д゚)、、、知らなかったです。調べたところ、今現在は義務ではないのですが、そのうち年金支給開始年齢が遅くなると、働くしかないのでしょうね。寿命が延びているとはいえ、70歳まで現役で働くのは、職種により難しい方もいますよね。現場に行かれる力仕事、視力が必要な運転作業等は、企業の改革もしないと同じ仕事を続けるのは難しい方もいると思います。

 気になったので、定年を調べてみました。この話は遡ると、昭和61年4月に60歳定年を努力義務とする改正、平成16年4月に「定年65歳まで延長」、詳しくは分かりませんが、段階的にすすめるそうで、65歳までの定年は現在も引上げ途中らしいです。それにしても、年金の財源不足が原因と思いますが、医療の発達に伴う高寿命で医療費や医師の問題も深刻だそうです。長生きはとても良い事ですが、それに伴う国の体制が整わないと楽しく暮らせませんね。そこには、政治の問題にしないで、国が抱えている問題を受け入れて、1億2500万人の国民一人一人が意識をして、改善しない事には立ち直れない気がしています。高齢化と人口は減少傾向にある事に何をするべきなのかは、私の頭では想像すら出来ません事は、よく知っています (=^・・^=)

 と、またまた脱線してしまいましたが、疵担保保険が10年保証で終わってしまう事は、ご理解出来たと思います。しかしながら、その後の25年間はどうなんだろう?と考えてみて下さい。もし、染みが出来て雨漏りしたらどうしよう('Д')、柱が腐ってしまったらどうしよう('Д')、、、普段は考える事はありませんが、お家を建てた会社の責任で無い場合は、自己負担になってしまいます。高額修理になるケースが多いので、保証には入っておくべき!だと、私は思います。絶対ではありませんが、備えあればの保険ですので、全く何もしないで住まわれる方もいれば、災難に遭われる方もいるのが現実なのです。

 

ここで話は、住宅設備の延長保証に戻ります。

基本、メーカーの保証は、1・2年が多いですが、メーカーに登録をする事で5年位の延長が出来ます。

無料の範囲でなら申請しましょう。中には少し費用掛かる商品がありますが、これは、どこが壊れるのか分からないので、ご自身の判断になります。これが10年の延長になると数万円必要になります。キッチン・お風呂・洗面台・トイレを選ぶと7万位になります。この他に、給湯器・床暖房機を入れたらもっと増えます。全てが同じメーカーなら、簡単ですが大体は違う事が多いですね。その手続きの面倒さもあります。家電でもそうですが、違うお店で買って、同じ様な用紙に記載するのが面倒ですよね。

 

でも、この保証は違います!

自然派住宅でお家を建てたら、住宅設備は10年目まで延長されてお引渡しされます。

全ての設備を延長して保証する事ではありませんが、給湯器・キッチン・お風呂・洗面台・トイレ・床暖機器まで基本セットとする予定です。(内容は変更する事がありますので、あしからず。)

 

 

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 給湯器の故障には、稀ではありますが、20万位掛かる事もあります。高額な設備程修理費は高くなる傾向にあります。又、その機器が単純程修理も安くなります。どちらにしても、修理には、技術料・出張料が発生しますので、時には部品代よりそちらが高くなる事もあります。下欄に、修理費を載せてありますので、参考にしてください。こんなに掛かるの?と、思いますが、機器の故障は突然やってきます。中には、「壊れるぞー壊れるぞー」っと知らせてくれる機器もありますが、大概は、「シーンと、動かなくなります。エラーが出てたり。異常な音がしたり」で分かる事が多いので、待ったなしです。と、いう事は、そのままでいる訳にいかないので、直ぐに修理する=直ぐに代金を支払わなければならないのです。15年も前は、どこかで壊れるから修理費を積み立てする必要があると思っていましたが、修理しても他が故障するかもしれない。修理不能で新しく買う必要性も出てくる事がゼロではないんですよね。

 そう考えると、10年目までは自然派住宅の設備保証で修理はバックアップしてもらい、万が一の買い替えや建物修繕の積み立てをして下さい。お家は、35年何もしないで放っておく事はトラブルを発生させ、もしかすると被害を大きくしてしまいます。お家は生きています。自然派住宅の柱や梁は無垢材を使用していますので、より実感できると思います。これからも、永く安心してお住まいできる家を、より満足して頂けるよう精進してまいります。

 

最後に、下欄に修理の統計と、参考修理費用を載せましたので、長文でお疲れで無ければご覧ください。

 

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